心走らす空と知る(ぽえむ君と合作)
肉食のすずめ
遠き空より舞ひ落つる
雪の光を感ずれば
やはら一ひら手に取りて
心を開く花と見む
近き川より流れ寄る
水の光を眺むれば
しばし一向き佇みて
心鎮むる音とせむ
遠き国より打ち寄する
波の光を見いづれば
ほとり
一時
(
ひととき
)
仄
(
ほの
)
めきて
心揺るがす声と聴く
近き山より飛びいづる
鳥の光と語らへば
あたり
一連
(
ひとつら
)
巡らせて
心走らす空と知る
自由詩
心走らす空と知る(ぽえむ君と合作)
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肉食のすずめ
2006-12-14 20:47:25
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