ロックについて
馬野ミキ

先日深夜のテレビでロックフェスのLIVEを観た
したら何かみんな長髪でグラサンかけて皮のパンツはいてて
ギタリストがソロの時格好つけつつ照れてた
ロックはほとんどもう俺をドキドキさせてくれない
生活のために中指立ててる奴ら
それは仕方ないと或るバーテンダーは言う
生活と現実と持ちつ持たれつの上に
わたしたちのカスタマイズされたソリューションが成り立っているのだから・・
ポエトリーリーディングの歴史を語る上でまず避けることの出来ないこととして
ヒッピームーブメントとカウンターカルチャーがあるが
というのは嘘で
詩の朗読は人類の起源からずっと存在している
ポエトリーがお洒落なわけないだろ、あほか
エスプレッソ飲みながらビートとか言ってスカしてんじゃねーよ
起源から存在しているものがこじゃれているわけないだろ

詩だぞ。

俺は無いものねだりだ
ロックのファッションも新橋の酔っ払いも同じだ
俺は既に存在しているものをすきくない
ロックよ
エレキギターに何があった?
ポエトリー、
病気か?


自由詩 ロックについて Copyright 馬野ミキ 2006-10-23 21:34:13
notebook Home 戻る