冬の天使
六崎杏介

              ★

指にニットを絡ませ凍える、ニッ血の滲む 冬と冬の行間に
祈-Lieb,円型の噴水が 引力への求愛を、踊る ドルチェの有る
凍る様な朝、蒼褪めた窓の外のパース(薄い陽の)照る色相姦、音
広場のタイルに堕ちた街灯とコートの、交歓 をくぐる噴水のA時
匙一杯のバルビタール、許しを乞うバルタザール 一人の天使が
湯浴みをする、ホテルの自室にて 私は手紙を読んで、自殺する。

 
              ★

「a... 無垢の微睡みと、U形の悪魔-in泥)ニ咲くBathと(no!)
 ソープ,-肢スター)レイ'n 繰ル-ル指咲キませリ..コ、燐寸の箱ニ
 輪、或る土星'nと乃O-ヴェールる℃ 浴室ノ泉・ラ,aミアのSun-
 (掬う律ト) ノ泡での輪廻、ダンテ!「 I 」死の処法、電灯ヲ
 1000ド?Cm旋回する氷のハ譚蝶の群れ、白ク咲くBath、接吻を!
                           Son,09 」


自由詩 冬の天使 Copyright 六崎杏介 2006-10-14 23:28:57
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