或いは真実
atsuchan69

恐れは詩、死、しかも刺、思。

屍骸
エシュロン
乖離
黙示録

a: 肉体的な関係
b: 過去の発言と行動におけるすべての統計(DB)
a+b=いやぁんジョイトイきらい、でも止めないで!

それほど多くの滋賀たらふく
賞味してみろ鮒寿司。
美しいきみのせいきにくちづけをしてはてない夜の匂ひに
乾電池。
イナ感電死、かな?

いじけた小心者たちの籠る 青白い夜の巣窟へ
放て 火を!

あろうことか おまえたちは弱者の自由を殺しておきながら、
自分がやられときには いつもきまって暴力を否定し、糾弾するのだ。

小理屈をこねている間にも 
後ろを見よ、
たった今 おまえのすぐ後ろだ!

まだある色とりどりの記憶の薔薇模様は、
インシュリンショックどころか
それは/DOCTYPE宣言中に指定されているシステム識別子が正しくありません。
紫のしびれ保たれる朝、
よろこびのうせた萎びた人々ともに
ゆれる電車はたえまなく崩壊する都市の最深部にむかってGO!
OK てぃるだす・どぅ・あす・ぱーつ。

溺愛のリコが今日も歌う、
つまりあなたは永遠に
あなた自身の あなた自身の(コブシをきかせて)
ア〜ニマ〜に夢中ネ♪

でもだいじょうぶ。
毎日ちゃんと朝ごはんたべてる詩! 
ちゃんとお薬のんで睡眠もとってる死、
きっと明日も なんとかなるって。

くるならこんかい
その言葉つこうた以上、
なまはんかやすまへんど。
いちど言うたら最後や とりかえし利かん。覚悟しいや。
おまん 自分から先、言うてんのとちゃうんかい。

行け! Tバックショーツ
有刺鉄線ぐるぐる巻き
爪、ペンチで一枚づつ剥がしながら。
ボールペン 鼻の穴に突き刺しスコーン!

その前にイソジンで嗽、
いや接待で2度ほど。
夕暮れにたなびく焼けただれた雲
死のうが生きようが
妙にフレンドリーな都市の優しさ

なんやねん マシンガンの弾?
怖ない 怖ない
いっぺん地獄の深淵のぞいてみいや、
比べたら まるで子どもの遊びや。
そんなもん ガキの遊ぶ水鉄砲と変わらんやないの。
よう聞きや、
金融も数式もぜんぶ言葉や。
世界は詩人の言葉で動いとんのや。
ほな それは誰の言葉や? おまえか?

(言葉を)裏付けるのは力 或は真実。

坊ちゃん、
詩人 気取りたいのやったらな、
つまり いっそのこと悪魔に魂売らんかいや。
簡単なこっちゃで。
あかんのやったら ちょうちん提げて他人の轍を歩かんかい。
誰ぞ えらいお師匠はんみつけてな。

それとも 誰にも相手されへんような
つまらんビンボーな詩人になるか? きっと長生きでけへんけどな。

まるで叶わない、
まるでアンチョビな
出鱈目なピッツァ、たぷーりっタバスコかけちゃったりーナ!
ソレデモッテ、往かせたりーナ。
ミス・オオサカ、ナポリタン・スパゲッティーノ。
ラザーニャ、フェリーニ、ビスコンティ、チョチョリーナ。

一瞬の涼しさ
身体じゅう吹きだす汗とともに
花々の咲き乱れる、麗しき夏。
藁に包れた戦術核のみごとな大輪。
でんわ、
――パリは燃えているか?

もっと生肝くいなはれ
な、命の色はまっかやろ。


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初出/'06/04/03 文学極道


未詩・独白 或いは真実 Copyright atsuchan69 2006-10-07 00:09:23
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