朝の闇から
こむ

それは
私が見た
たくさんの野を駆け
私が見た
たくさんの空を駆けて
いつも また
ここに帰ってくる

別のかたちが あるなら
どんなに いいだろう

目覚めた 明け方の
浅い闇の中で
あこがれる

浅い眠りの
終わりに


自由詩 朝の闇から Copyright こむ 2006-09-16 00:21:32
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