semi−charmed life
一代 歩
確信のない夢描いて丸めては捨てる行為をまじないとした
あきらめたわけではなくてただ飽きてなにもなかったような口笛
いざという時に大事なことさえも伝えられない不甲斐ない人
この人になりたかったの?あの頃に丸めて捨てた紙くずに似た
紙くずの側を飛んでたあのちょうちょ確かにいたと知っているのに
大切なものがそうでもなくなってカラー写真もセピアになって
変らない。世界はきっと変らない。目を閉じ息を止めたままでは
菓子箱に収まるほどの幸せをいつか宝と言い張るだろう