短き時の詠める歌
ぽえむ君
風吹けば強き光もやわらかに
実る季節を想う朝かな
日めくりの暦を破る
今までの朝と異なり
過ぎ去りし時の形は
一時
(
ひととき
)
の淡い思い出
時移るふるさとの野に
流れ来る季節の想い
目に映る全てのものに
片時
(
かたとき
)
の微かな兆し
変わりゆく時の姿に立ち止まり
来るも過ぎるも我をも想う
自由詩
短き時の詠める歌
Copyright
ぽえむ君
2006-09-01 11:59:26
縦