「思い出と青春と・・・。」
Taka★Hajime

「思い出と青春と・・・。」


思い出と共に駆け抜けてきた
生きた証
ガマンの毎日
言いたい事も言えずに
言われるがまま されるがまま
遠い過去でも思い出す
青春と思い出と・・・。

暗い思い出の多い心のアルバム
良い事よりも寧ろ悪い思い出をよく覚えてる
こんな寂しい少年時代
寂しい青春と思い出
築き上げてきたものはきっとちっぽけな自分
弱くて女々しく寂しい物語

教室の片隅
座りながら何も考えずに
暗い感情に浸り続ける
空は見えず常に心の窓には夜景が見えた
吹く風に打たれ揺らされ挫けてく
雑念も無い無情な感情
気づけば一人ぼっちになっていた

助けてくれたのは
一握りの親友とギコチナイ笑顔
必死に笑顔を作ってた

それでも素敵な思い出と思える今
苦労なんか自慢するものじゃない
共有して分かち合うものだとわかった時
きっと開放されるんだろう

判ってもらえる時
初めて流せる涙がある

知ってもらえた時
優しくなれた自分がいる

涙が悲しみ以外で流れる時
人は人と心を共有する

それはきっと忘れるのとは、また違った
ちっぽけな光でも一緒に本を読みあうような
ため息を付くことの無い
心の会話なのだろうと・・・。


自由詩 「思い出と青春と・・・。」 Copyright Taka★Hajime 2006-08-31 13:33:01
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