埋み火
とうどうせいら

あの人に愛された
私の体のパーツ
ひとつずつ
指でなぞっていく

マッチのように
こすったら
残り火は
燃えるだろうか

まだ
私のために


自由詩 埋み火 Copyright とうどうせいら 2006-08-28 18:24:22
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