オルフェの夏
石瀬琳々
衰えて炎もいつか褪せゆくか
終
(
つい
)
の火を燃せオルフェの夏よ
竪琴の
絃
(
いと
)
のふるえに夏は逝く
全
(
また
)
き夜空に呼び声はるか
初風
(
はつかぜ
)
に見え隠れする白き指
結びゆくのか夏の
翳
(
かげ
)
りは
短歌
オルフェの夏
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石瀬琳々
2006-08-22 16:19:06
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薊道