ある夏の日
山崎 風雅


 街 山 海
 
 陽炎の街
 輝く緑の山
 エメラルドグリーンの海

 真夏の真っ只中に置き去り
 後ろのポケットから夢が零れ落ちる
 
 開けた空に飛行機雲
 空に国境ができたみたい
 
 そら 聞こえてきた
 この足音は彼女のリズム
 この僕だけに会いにやってきてくれたんだ

 冷たいお茶をいれるから待っててね



自由詩 ある夏の日 Copyright 山崎 風雅 2006-08-14 22:23:04
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