ぽえむ君−自空−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

一方が輝いていなければ
他方は素直に輝けない

今日もまた

朝の散歩をしていると
自分の空に出会いました

遠く見える山の空の下に
幸せが見えたとしても
ぼくはひがんだりしない
ぼくの空はぼくの空だから

遥か先に見える海の空の上に
希望が見えたとしても
ぼくはうらやましがりはしない
ぼくの空はぼくの空だから

ぼくの空はぼくの空である限り
ぼくの空はぼく自身が守らなければならない

他の場所がよく見えても
自分の場所がよくなければ
他の場所の本当のよさもわからないから

君の空は君の空である限り
君の空は君自身が守らなければならない

他の場所がよく見えても
君の場所がよくなければ
ぼくの本当のよさもわからないから

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−自空− Copyright ぽえむ君 2006-07-25 07:13:40
notebook Home 戻る