ぽえむ君−欲求−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

一日が詩で始まり詩で終えるのなら
その一日は詩の題材の中にいる

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩を作りたい欲求に出会いました

晴れという名にふさわしい
澄みきる空に進む道
涼しい朝の風を受け
聞こえてくるは鳥の声

川辺の花も麗しく
広がる丘に歩む道
涼しい朝の生を受け
流れてくるは川の音

迎える暑き一日を
心で受ける喜びに
希望あふれる丘に立ち
果てなく続く道を見る

時の流れに流れゆく
熱き想いを湧き立たせ
背負うさだめに向かいつつ
ただひたすらに詩を綴る

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−欲求− Copyright ぽえむ君 2006-07-24 07:22:28
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