当世恋人事情〜きぬぎぬのうた五七五
AKINONA

君はまだ起きてこないね珍しく 焦げたトースト急いで隠そう

私より長い睫を持つあなた 思わずビューラー挟みたくなる

油性ペン落書きしがいがありそうだ 眠る額に「愛」の一文字

日曜の朝に聞こえるクラシック音楽まるで祝福の歌

平日のゴミ収集車の音楽も君がいるから祝福の歌

君が朝となりで眠るそれだけでサプリ飲まずに出勤できる

夢じゃない夢かもしれない夢だった夢が叶った夢のような日


短歌 当世恋人事情〜きぬぎぬのうた五七五 Copyright AKINONA 2006-07-01 14:27:17
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