背徳の赤裸々
しいこ。

背徳の時代かもしれぬ
一時のハイテンション躁状態の相乗効果
ハマる深いそこは泥沼化
女の子は身体を弄ばれるのを簡単にした
仕事や付き合い 金に動かされるサラリーマン兵士
子に喰われ 吸い付くされる両親の良心

みんなみんな
何かを壊すのに夢中 気が付いた時に中毒

青少年の理性の効かない合理性

そこに
おもいやりはないのか
欠落じゃないよ この物ばかり溢れる世の中で
不必要がとり憑いて
君を放さない

忘却だよ 暴落だ 暴力だよ
君も キミも きみも
加害者で被害者になって…
強いられることに
疲れて なのに空回りして自分を追い詰める

ほら、やっぱり
思った通りだと

そんな気持ちのひとつひとつが
自分や相手を傷つけてるとも知らずに

あんたって馬鹿だ

大切な何かを今無くしかけてる

全て出せば良いのじゃ無い
全部を隠すのでも無い

勝ち負けだけじゃない

もっと灰色にはなれぬのか?
もっとも綺麗に隠せはしないのか?


自由詩 背徳の赤裸々 Copyright しいこ。 2006-06-29 17:15:19
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