ぽえむ君−静夜−
ぽえむ君

ぼくは詩人

見えない未来があるからこそ
手探る現在がある

今日もまた

夜の散歩をしていると
静かな夜に出会いました

限りある現在いま
この時その時に立つ
踏みしめる足の前の道は暗闇

生まれいずる瞬間の
この場その場に佇む
握りしめる手の前の道は夜霧

不安を抱きつつも
生を授かる者への運命さだめに従い
奮い立たせるのは勇気

無限の未来の
ある時その時に進む
歩む行く足音に響かせるのは希望

そこには
静寂な夜の道を一人
沈黙のまま歩む自分がある

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−静夜− Copyright ぽえむ君 2006-06-25 22:35:22
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