ぽえむ君−夏葉−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

小さな自分だから
大きな世界を見ることができる

今日もまた

朝の散歩をしていると
木々や草の葉に出会いました

強い陽射しの光を受けて
梅雨の恵に与えられ
葉は大きく広がる

優しい風で呼吸をし
肥沃な地の豊かさで養われ
葉は大きく広がる

鳥たちはその葉の中に隠れ
羽ばたく翼を整え
一時を小さく憩う

手のひらよりも大きい葉の中の
小さな命は大空を見上げ
夢を遥かに想う

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−夏葉− Copyright ぽえむ君 2006-06-22 12:07:49
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