ぽえむ君−草原−
ぽえむ君

ぼくは詩人

そこにいれば何かがわかる
そこにいなければ何もわからない

今日もまた

朝の散歩をしていると
草原に出会いました

遠くに地平線がみえるくらい
あたり一面は緑一色

風が吹くと
草原をやさしく撫でるように
葉を揺らし流れていく
風が見える

陽が射し込むと
背の高低は光を対照にさせ
明るく薄く流れていく
光が見える

ふと
足元を見れば
歌が一首

 いかにして人に聞かせむ草の原
     青葉若葉の香る匂いも

香が見える

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−草原− Copyright ぽえむ君 2006-05-13 11:29:04
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