夕餉
青色銀河団

若き日の。
透明な食卓。


複雑なしぐさで
翼を折る
きみは
月を嚥下するように
食した。


それは
幻想の代償行為としての
夕餉。
ぼくらは
夕明かりに
真っ赤に染まりながら。




未詩・独白 夕餉 Copyright 青色銀河団 2006-05-05 21:38:52
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