水底で青くゆれる渋谷
さなぎのおまえが吐く息
夜明けの衣擦れ
天使の痛ましい肉
天使の持つ寂しい性器

いつか
分解作用によって
ぼくらも
この星になる
星影となって
抽象の翳り ....
{引用=
きみと
ぼくを
たして
にでわると
おんがくのかたちになった



このほしの
ぶるー
ひかる
ぶるー

いちわの
ちいさなうた
このほしをおおう
ちいさなうた

さばくの
やさしさ
がらすをつたう
あめつぶの
やさしさ

このほしにあ ....
あかいほんにかかれた
しおりがよびかけるから
きょうおいらは
めつぼうします


このほしのひややかなこころに
よりそってさくしおりのはな
きょうおいらは
めつぼうします


 ....
かなしみのなかで
かなしみくるしんで
きょうおいらは
めつぼうします


こどもらがみせる
むじゃきなえがおのように
きょうおいらは
めつぼうします


むじんえきをよこぎる
 ....
にとうへんさんかくけいの
まんなかに
いっぽん
せんをひき
ぼくのなまえ

あのこのなまえ
こっそり
かいて
あわててけした
{引用=鍵盤を
さわれば
ほら

(ぽろん)

窓から
こぼれてく

(ぽろん)

かなしみは
空に
とかそう

(ぽろん)

青空の
はしご
最後まで
のぼろ ....
詩の眼差し
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=76500

高野五韻氏の文章を読んで、ポイントは入れませんでした。
なんでかな。よくわからないんだけど ....
こうしてぼくの旅は終わった。
始まる前に終わったんだ。
パンツのなかゆくぼくの旅。
ぼくのパンツの中にゃ
広くて深い河が流れてる。
空をみあげりゃ
熱帯性低気圧。
でもね。
始まる前に ....
ポイント制について考えてみると、そもそも人間の行為の根拠をどこに求めるかって問題になるわけです。そしてそれをとりわけ人間の自由意志に求めたのが初期のサルトルであったわけです。「嘔吐」という小説はある暇 .... たなびくそらの彼方から
沈黙する
よるだね
ぼくたち
詩人も
涙を流して
沈黙するよるだね


ねえ
また見えない戦争がはじまるね
やわらかな影が
いくつも射殺されてくね
ぼ ....
私はインターネットで詩を書き始めてからまだ4,5年ですので、Niftyのパソ通時代の現代詩フォーラム等は知りませんが、恐らく現在のネット詩愛好者は何となくですが第4世代くらいにあたるのではないでしょう .... *

音楽のような
音楽のために
虹のようにきえてゆく
せつないためいきである音楽は
わたしのおとぎ話のなかで
月の光となって
踊っています

いつまでも
いつまでも
子供のこ ....
自明なるものに
囲まれているから
ぼくらの内側では
一切の悪が
育ってゆくのだ

風景としての
自分に
すっかり
慣れてしまった
ぼくらは
生まれた瞬間から
すでに
年老いて ....
若き日の。
透明な食卓。


複雑なしぐさで
翼を折る
きみは
月を嚥下するように
食した。


それは
幻想の代償行為としての
夕餉。
ぼくらは
夕明かりに
真っ赤に ....
{引用=
ちいさな野原。白い宇宙。街角の冬。さざめく星空。静寂。月の光。天文台の記憶。

春の方角。夕陽の轍。ぶどうの風。かすかなピアノ。やさしい目。風邪の熱。水蜜桃のゆめ。

向日葵を持つ ....
{引用=ただいま「春」の収蔵作品展 開催中
  http://po-m.com/forum/grpframe.php?gid=359

[春の帝国]

恐ろしく美しい花が
恐ろしく気持ち ....
ぼくに つのがはえ、そのつのは こわれてしまった

ぼくに つのがはえ、そのつのは こわれてしまった

ぼくに つのがはえ、そのつのは こわれてしまった

ぼくに つのがはえ、そのつのは  ....
白いぼくの部屋に恋する女の子がいます。
その女の子は白い奇妙な椅子を
ぼくの部屋にはこびこんで、
ちょこんとすわっています。
窓のそとには
純粋な蜜柑の集落が
どこまでも続いています。
 ....
桜が満開である。
何本も隣り合って咲いている桜はきれいであるが、離れて一本だけで咲いている桜はその佇まいに凛とした雰囲気を感じよりきれいな気がする。

桜をじっと眺めてみる。
果たして桜は本当 ....
夜のなかで ぼくらは 目覚め
目覚めた ぼくらの なかで
夜は 目覚める

夜のなかで ぼくらは 
存在するものの 確かさを
はじめて 知る
ぼくらが 知ることで
存在するものに 
 ....
―――― 静かな風が吹き始めます。
感情は涙のようにあふれ、
バラの花びらは、
ぼくらをどこか知らない遠くへと誘うだろう。

ようやくちいさな春がやってきた。
ようやくちいさな春はやってき ....
夏のたかまりのなかで聴いた
あなたの魂の音は
秋のめざめのように
とても澄んでいた
世界のいちばん深いところで
ゆるされてる
そういう色を
していた

草色のゆめのなかに消えるために ....
いまでは
図鑑の中でさえ
誰も見たことがない
まっかな空だよ。
太古の昔の
大きな空だよ。
空をすっぽり覆う
まっかっか。

ねえ
愛してるって
野原のまんなかで
誓える?
 ....
オレンジからあふれる香気。
呼吸するように光る朝。
満ちる朝の空気のなかで
わたしは
透明な部分となって小石のように転げ落ちる。
覚醒するとき
海はともだちだ。
水色の水平線に遠く浮かぶ ....
俺の十字架のような運命が 
暴風雨のなか俺を突き抜けた 
透明な脳髄の音楽は 
花崗岩と衝突し 
恐ろしい火花を撒き散らした 
あおじろい疼きの樹木さえも 
脱出する未来から吹く風なのだ  ....
{ルビ空=そら}の郵便を
待つ
透明なビンのいち日
ぼくの時間は
草色に
折れてゆく


ある夏のはじまり
ぼくは
ためいきと
うつくしいれんげの花の発音を
はじめて体験する
 ....
みえない
空が
わたしを
ぬりつぶす

明るみで
かいた
てん

てん

てん

てん

必ず
むすばないと
いけない

てん

てん

必ず
 ....
僕はいままでいくつかの詩を書いてきた。たぶん最初から数えると200編は超えている。
でもいまだにちゃんとした詩の書き方を僕は知らないと思う。

僕の場合詩らしきものを書き始めたのはネットに投稿す ....
ここはひとつ青い桃になったつもりで屹立するもの
地の香りのするちいさな神様のように屹立するもの
土のなかから這い出る虫のように屹立するもの
遠い星々へ飛び立つように屹立するもの
秋の幻想の花崗 ....
青色銀河団(320)
タイトル カテゴリ Point 日付
星の歌未詩・独白606/8/1 1:32
あいすくりーむ らぶ未詩・独白206/7/3 23:51
めつぼうのひ そのさん未詩・独白206/6/20 0:15
めつぼうのひ そのに自由詩406/6/17 21:41
めつぼうのひ未詩・独白206/6/17 0:54
さんすうのじかん[group]未詩・独白306/6/16 23:36
(ぽろん)未詩・独白406/6/15 22:59
詩の地平散文(批評 ...406/5/31 0:59
ずきんちゃん未詩・独白106/5/30 0:42
わからないことのわからなさについて散文(批評 ...1*06/5/25 23:31
よるの果てまで未詩・独白606/5/17 23:42
WEB2.0時代のネット詩のあり方について散文(批評 ...606/5/14 23:02
音楽のような未詩・独白206/5/10 0:07
イメージ未詩・独白306/5/5 23:36
夕餉未詩・独白106/5/5 21:38
LOVE SONGS[group]未詩・独白506/4/20 21:17
春の帝国[group]未詩・独白206/4/16 2:18
つの未詩・独白1*06/4/15 0:18
白いぼくの部屋で未詩・独白406/4/2 23:47
桜はきれいであるか。散文(批評 ...306/4/2 23:02
見知らぬぼくらへ自由詩206/3/15 23:36
静かな風が吹き始めます(改)[group]自由詩306/3/9 1:12
星よりも遠く未詩・独白506/1/10 0:14
空。未詩・独白105/12/15 1:32
オレンジ。朝。自由詩505/12/14 23:32
夕焼けは天才未詩・独白005/12/11 18:21
春の夜が海岸へと飛び去る前に[group]自由詩105/11/28 23:12
てん未詩・独白005/11/12 2:33
詩の書き方について散文(批評 ...905/11/10 23:20
屹立するもの未詩・独白105/11/10 0:56

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 
0.11sec.