日曜日 の 午後
すぬかんながぐつ。 

日差しを あびていると なにもかも 忘れてしまう あなたとの いやな こともにちじょうの 瑣末さも あびている 陽射しだけ に なってふたり 抱かれていると ひとつに 解け合って 塊に なる にちようびの 午後

こんなにも 陽射しは 長いのに いつか暮れてしまう 午后 やさしい 日溜まり

は 妖精 のように なって おまえを くすぐる


知っているかい
過去に みた 夢を
それは 途方も なくて 夕闇に 消えた


でも おまえは 死なない

おまえは 生き続ける

ねーちゃんの なかで

かあちゃんの なかで

おまえの なかで

こんど
おまえの
お墓に


いくよ









自由詩 日曜日 の 午後 Copyright すぬかんながぐつ。  2006-01-29 13:50:07
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