弱虫
天使


帰らぬ君を待つことで 孤独から逃れて

君を愛し続けることで 明日から背を向けている。

そんな僕はすべて君のためだと言い訳して

結局は自分を守る手段でしかない。

ただ僕は今までで一番幸せだった あの頃から離れることができなくて。

前へ進まず止まり続けていた。

こんな僕になったのは 君のせいじゃない。誰のせいでもない。自分自身のことだ。



君を1つでも失いたくなかった僕は 先も見れなくなった

ただの弱虫。


君はこんな僕を見ているのだろうか?

こんな僕でも見ていてくれているだろうか?


君は僕を見て何を思ってるのかな。

ただあきれて笑ってるのかな。


それでもこんな僕でも、優しく愛してくれますか?


すべてを君のせいにして

前へと進めなくなった僕でも

愛してくれますか?



僕はやっぱり言い訳なしでは 生きてゆけない弱虫です。

それでも・・・前へ進もうと頑張ります。



だって・・・・やっぱり・・・

君を言い訳にしたくないから。

このキモチをウソにしたくないから。





今日もまた君を愛します。

それは言い訳としてではなく、前へ進む励みとして

君を愛します。


自由詩 弱虫 Copyright 天使 2006-01-28 23:42:42
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