僕が見た夢の中の世界、皆さんはどんな夢を見る?「完成バージョン」
こめ

子供頃よく夢に出てきた町

そこは名前もない住民はほんの少し

僕だけのパラレルワールド

ぼくはそこであの人にあった

美しい人でなんかテレビに出て来そうなくらい

美しかったここは僕のせかいだから

その人とはすぐに友達になった

そのひとはこの崖から見える

海に夢を抱き

旅に出た愛しい人をずっと

待っているそうだ

ほかの町の人たちは

もう海のもくずになっているとか

言っていたが

この人はそんなことを思わず

ただ愛しいあの人に逢えることを

願い今もずっと

愛しい人がのっていた

青い船が来るのをずっとまっていた

ぼくはそれを聞いて

自分もきっと生きているといって

この人と一緒に彼のことを待った

今日もまた夢の続きを見ようと

ベットに潜り込み夢の世界に言った

けどそこはいつもとは違かった

周りを見ても行き交う人は居なく

誰もいないゴーストタウンとなっていた

ぼくはいそいであの人に家まで行った

ドアを開けるとそこには

ブリキのおもちゃみたいな

よぼよぼのお婆さんが座っていた

近づいてよく見てみると

この前までの夢の中で見たあの人の

面影もない年を取ったあの人がいた

そしてぼくをみて

微笑んでこういった

「愛しい人は結局現れなかったよ」

でも良いんだこうしている今も

夢の中で愛しい人が待っているから

といい残し静かに息を引き取った

結局夢は夢

人の欲望を移す

悪魔の鏡だ


自由詩 僕が見た夢の中の世界、皆さんはどんな夢を見る?「完成バージョン」 Copyright こめ 2006-01-28 13:35:46
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