虹日
436

極彩色の夢をみた
その翌日

小糠雨の降った夕方に
虹が二本

横断歩道に直立する僕の前に居る
君に問うた

「あの虹は、君のかい?」

金輪際会うことはない君だからこそ
いま会いたい



自由詩 虹日 Copyright 436 2006-01-28 10:55:51
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