太陽の唄
こめ

太陽が顔出した

ぼくらはまだ夢の中さ

それでも時は流れている

確実に少しづつ

登校中に道ばたに咲いた

綺麗な花を見つけました

だけどその花には名前もない

花だった

黄金色の小さい

ひまわりのようだった

けれどその花は力強く生きていた

死にたがりの僕なんかに微笑んでくれたんだ

あーこんな無能なぼくなんかに

とても力強い勇気をくれたんだね

僕も大切な仲間ができたよ

ぼくのハートの影を吹き飛ばしてくれた

ぼくにも生きてる証明が生まれたよ

この花を家に持って帰ろう


自由詩 太陽の唄 Copyright こめ 2006-01-20 20:05:33
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