JEALOUSY
アルビノ
ぼくは白い窓の横で寝そべる
暗闇は訪れない
25時の雪雲は桃と橙を混ぜた不安定な色
月がくすむ
白い雪があかりを灯すから、
今夜も輝けない
拗ねた月はいつも円にはなれないまんま
落とした欠片は雪の中
満ち足りない月
目を伏せたまま
雪解けを待つ
自由詩
JEALOUSY
Copyright
アルビノ
2006-01-17 02:16:38