天国に行きたい
炭本 樹宏



 子供は手加減をしらない
 子供は遊びたおして
 それが仕事

 大人になると
 しがらみで
 視野がしぼんでいく

 北風吹く雑踏の中で
 未来の心配は膨らんで行く

 花吹雪
 もう 待てない
 
 苦しみの滝に打たれて
 人は一人でいきていけないことを
 悟る
 
 人間関係
 資本主義、競争社会
 
 生きる意味を忘れて
 人間関係の中で自分を見失い

 居心地のいい場所を
 捜し求める旅の途中

 きらわれること
 苦痛
 好かれること
 未来に光りがさす

 不幸は人の顔つきを変え
 庶民の暮らしのなか
 心模様は四季折々

 負けたっていいじゃない
 いくつも生き方があるよ
 ぼくは干渉しないよ

 自分の足で踏み出す一歩
 チャレンジするのだ

 産まれたての朝日が
 奇跡だってこと
 忘れちゃ行けない

 ちっぽけな壁なんて
 ぶち壊して
 あたらしい
 境涯へ踏み出すんだ

 天国に行きたい
 


 


自由詩 天国に行きたい Copyright 炭本 樹宏 2006-01-08 01:27:53
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