未来について
一代 歩

想像もつかない未来がきたとしてそれでも言葉は消えないだろう

できるだけ近づくことを目的に携帯電話が進化していく

消耗を減らす進歩が未来でも無駄を愛する癖が消えない

一瞬も止まることなどないことも先の未来も忘れてしまう

あらかじめ予期してあった未来さえ操れなくて困ったトイレ

灰は過去揺れる煙が現在であと2cmがタバコの未来

もみ消した吸殻にさえある未来 今の私はどこにいるのか

メーターは常にプラスを表示して勝手に未来へ踏み込んでゆく

現在が見たこの先の未知のため名前をつけただけの未来か


短歌 未来について Copyright 一代 歩 2005-12-19 18:12:50
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