濡れた瞳
とびまる。
僕は何も言わず君を見つめて
君のためにここにきたんだと伝える
君も何も言わずに
瞳を潤して僕を見つめてほしい
そして二人はお互いに魔法をかけたように
二人しか見えない二人になる
魔法が解けるのは二人の時間がおしまいになったとき
君は瞳を潤して次の時間までを受け入れようとしている
うれしくてもさみしくても
君の濡れた瞳はとってもきれい
自由詩
濡れた瞳
Copyright
とびまる。
2005-12-08 17:33:46