クリーム色のうた
アマル・シャタカ

君のその 弾けるような笑顔があれば
世界に終わりはないだろう

黄昏色の君は キラキラと輝いて
寄せては返す 喜びの波間に 足を浸す

打ち寄せる波が 君に歌う
祝福の歌 クリーム色

浜辺に座り眺める僕には 一枚の美しい絵のような

両手を伸ばし 夕日を浴びて君は叫ぶ
好きだと
それがたとえ 世界の終わりの日であったとしても

君の言葉をボトルにつめて 相手に届けと
僕はそっと波間に放す

君の影が 長い影が伸びる
よしよしとその頭を僕は撫で

もうすぐ夜が来る 

君の笑顔が輝きを失わぬよう
僕が星々の詩を詠ってあげよう
闇夜にも君の笑顔が輝くように
月影の祝福を与えよう

君がまた 昇る朝日に 沈む夕日に
愛を歌えるように
喜びを歌い続けられるように


自由詩 クリーム色のうた Copyright アマル・シャタカ 2005-12-08 02:58:45
notebook Home 戻る