疲れボロボロになっても
見上げる夜空はうつくしいものだ
ヤニにけむった息越しにでも
プレヤデスは青く輝く

道を指し示す　なにか奇跡のような
そんなものが降り掛かりやしないかと
こうして冬空を見上げるのかもしれないが
目のはしに映るのは　赤い星

あれは赤いポイントなのか
暗がりに浮かぶ　ちいさな星
こちらへ行くべきだ　とそう
赤く火を灯し照らすものなのか

先行くものの血反吐かもしれん