それは、終らない世界に響く
りぃ


深く深く眠りについてよ
記憶の底に辿り着いたら
その扉を迷わず開けて

世界の終わりが見えるよ

小瓶の中の錠剤が零れ落ちても
目を覚まさないで
旅立ちの朝
小鳥のさえずりが聞こえたら
明日すら小瓶に詰めて
歌ってよ

終わり無き愛の歌を。


自由詩 それは、終らない世界に響く Copyright りぃ 2005-11-02 10:17:47
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