さぼてんみたいな
示唆ウゲツ


寝る子はそだつみたいなので貪欲すぎるほど眠って。

それからクソ長い人生を嫌わないように自転車を飛ばす。

煙草に火をつける瞬間のぼわっとなる不思議。

水が欲しいから飲むのだ。あてもないブラックホールに足をつけて

そそくさと逃げ出す僕のちいさなこころが鈍い音を立てる。

無駄なものがお弁当箱に。シャッターの落ちないカーテン。

ね。聴こえる?


自由詩 さぼてんみたいな Copyright 示唆ウゲツ 2004-01-10 19:08:37
notebook Home 戻る  過去 未来