ドッジボール
米倉瑠学
いつも
むねからこぼれた
うけとめられずに
そとからなげた
どんなボールも
うけとめたあのひとをながめて
それでも
ひとりになってしまって
はさまれて
はじけたボールを
わたしが
ひろった
未詩・独白
ドッジボール
Copyright
米倉瑠学
2005-10-22 07:32:11