シャワーよりあなたより
umineko

シャワー派である。断然。夜よりもむしろ朝。

湯船につかっての〜んびり、というシチュエーションにはなかなか遭遇しないし。基本的にせっかちだし。ふやけちゃうでしょ?そんなことない?

お風呂でmusicっていうのも、気持ちはわかるがやったことない。落ち着かないもん。お風呂で読書するんなら、お風呂出てから読むんですけど。紙ふやけるし。それ用の本を別に買う余裕もありませんぜダンナ。

昔ナナトリコさんだったか、ダイアリにすげーこと書いてて。シャンプーがなかなか出なくって、取っ手を思いきり押したら、白いシャンプーがぴゅーっと飛んで、太ももに、ぺとって。これは!これはまるで!!という、女の子としては身もふたもない話なんですが(笑)。

そういえばよく、お風呂に入ったらどこから洗いますか?っていう質問あるよなあ。グラビア系アイドルの人たちとかに、さ。あの意図もよーわからん。胸ですよ、自慢の、とか言って欲しいんだろうか。バカじゃなかろか>質問者。

私とあなたで洗いっこ、みたいなのもどうもなあ。そのうち別方向に発展しちゃいそう。まあそれはそれでシチュエーションとしてはアリかも。何ゆってんだ。

シャワーの時の孤独感はけっこう好きかも。頭を垂れて一心に髪を梳く。中島みゆきの歌にあったなあ。煙草の煙が/流れない/お酒の香りが/流れない/あいつの全てが/流れない、って感じの(うろ覚え)。まーそこまで他者に気づかいしないけどね。自分の頭は自分で洗う。えらいねこれ。格言になるかも。ならないかも。

シャワーの時。別に空っぽだよ。何も思い出しません。基本的に空っぽだね。あー。

あなたはどうだろう。空っぽかな。
空っぽじゃなかったら。

あなたはどこ。
 
 




自由詩 シャワーよりあなたより Copyright umineko 2005-09-27 20:29:53
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