「お前がここまで疲れているのは仕事で疲れているからなのだ仕事がきついからそうなるのだお前の為にそう言っているお前の身体を心配しているからそういっているのだ仕事を続けるのはお前のワガママでお前の好き放題 .... あなたが愛と呼ぶものの
正体がわからない
愛がなくても
たぶん
抱きあったりできる
でも
抱きあったりできない
場合もある
だからといって
愛していたり
することだってある

 ....
折れ曲がったあなたの身体を
まっすぐにするのが
私の仕事

あなたは

あなたの意志を持たない
あなたの影になってしまった

その瞬間
私たちは知ることになる
私たちが
実体と ....
くちびるの次は
うなじ
その次は

そういった類いのものは 好きじゃない

あいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあ いたい
逢いたいのは痛みです
というテクストの 

 ....
「マンダリン奏者(1)」

  フロリダな笑顔で
  指を震わせる
  琴線って
  小指が触れるとこらしい



「マンダリン奏者(2)」

  今日は
  マリンバと一騎討 ....
たもつさんの詩集が届く。注文してから、すでに2ヶ月が過ぎていた。発送元には何の罪もない。メールで注文したのはいいが、自分のアドレスを間違って入力していたのだ。いつまでも連絡がこないはずだ。ネットは、す .... 最後まで
君の心のシグナルが
わからなかったボクを許して

その
深い瞳の色が
止まれ であるのか
進めで いいのか
点滅なのか
それとも
拒絶

ブラウスの
ボタンがひとつ ....
久しぶりにホワイトソースを作る。あの、バターから作るやつ。

ミルクはあたためた方がいい、とか。
木のへらで丁寧に、とか。
バターがふつふつと、泡立ってから小麦粉を、とか。
小麦粉臭さがなく ....
私の
モチベーションの何割かが
復讐で出来ていることを
きっと
あなたは知らないし
それはそれでかまわない

だけど
あなたは会うたびに
輝いていてしまうから

私も
置いてい ....
あの頃は良かった
あの頃は幸せだった
あの頃はただ空を舞うだけで
皆の視線を一身に受け
私はただゆっくりとゆけばよかった

いつのまにか
鳥が空にあるのはすっかり当たり前になってしまった ....
大丈夫、と
言ってもらえる存在が
たぶん母しかいなかったから
だから

わたしは
牛くんマペットに
夜中にこっそり
呪いをかける

これからは
あなたが 母だ
よろしくね

 ....
わたしが詩を書かなくなったとき
どんな空が
わたしを迎えてくれるだろう

わたしが詩を書かなくなったとき
すべてのことばは
わたしを許してくれるだろうか

わたしが
終 ....
あなたの
しあわせ
のぞまぬ 
かくどで

ゆびの
ささくれ
みつめた
そのとき

だいじょうぶ
だよって
わたしの 胸を

ひゅう
     って 
 かける

 ....
シャワー派である。断然。夜よりもむしろ朝。

湯船につかっての〜んびり、というシチュエーションにはなかなか遭遇しないし。基本的にせっかちだし。ふやけちゃうでしょ?そんなことない?

お風呂でm ....
★ ボサノバ

   ぼさぼさに
   のばした髪

   ぼさっとして
   野放しのろば
 
   そこにあるうた



★ コンコルド

   鳥をまねて鳥になっ ....
なにしろ
ヒューストンからダラスまで
500マイルはある 
800キロ

ひとくちに避難と言っても
裏の大倉山が崩れそうだから公民館に集まるべ爺様
などという
その移動距離7キロとは
 ....
がんばったら見上げた空10センチだけでも
雲の切れ目から青の覗く
そんな世界を私は希望する

その青が
回りまわって
どこかで引っ込み思案に咲こうとしている
白い花の背中を押 ....
キスの途中で
なんだか
可笑しくなっちゃって

クスクス

だって
わたしたちは小鳥みたいで
くちびる
ついばんで
ビルの 隙間で

タクシーのライトが
 ....
気配を感じて
虫の音が止む
一瞬

あなたが
嘘をつく前の
静寂に少し
似てる

(黙れ黙れ)

通り過ぎた茂みから
虫の音はまた響く

(疑念のように)

夜は
み ....
あなたに雨がふればいい
ブラウスが

やわらかく貼りついて
疎ましく思えばいい


あなたに雨がふればいい
ことばが
あなたを脱げばいい


小さな偶然を
言 ....
朝起きたら愛が消えてなくなっていました
ヘリウムが
知らずに抜けた風船 みたいに

わたしは気の抜けた 
あくびをします

あの日
黒猫が背中
狂おしく逆立てて
そ ....
完全であるために
月は
最も遠ざかる

十五夜

焦がれた太陽の
向こう岸から
あらんかぎりの輝きで

あなたを捨てた
そんな強さで

感謝しながら
泣いてる
 
 
 ....
たった今
沈んだ太陽と
入れ替わりに東へと

十五夜

最も
輝かせるために
180度遠くに立った

雲も寄せつけず
風も追いつけず

ただ美しくあるために
冷たいくらい
 ....
風鈴が風を揺らしている
つまり

声を出した方が
あやつれるということ

私はどんなに倒れこんでも
あなたをやさしくあやつろう

力ではない力
私の勝ちだ

向き合って
小さ ....
マウンテンバイクでの帰り道、信号待ちで、あるいは走りながら、買ったばかりのICレコーダで録音する。そんなふうにして作品出来たのでちょっとアップしてみた。「だんだん」。朗読とかしたらいいのかもしれない。 .... だんだんきらいに なるよね
近くにいないから

だんだんきらいに なるよね
役立たないから
 
だんだんきらいに なるよね
すべてを教えるから

だんだんきらいに なるよね
じれっ ....
さみしいだけ。 ほんとうに伝えたいことは
そんなにないのかもしれないね

ほんとうに好きだったかどうか
思い出せないのと おなじで
 
 
 
君の夕暮れが。
さみしくありませんように。

ここにいるよ。
−程なく日本は滅亡する。

地磁気の周期変動も。
社会学的な相互認知の反乱も。
卵細胞に起因する生殖能の低下も全部ぜんぶ。すべてぴたりと一致するのだ。あと1週間、あるいは数カ月。すでに預言の域 ....
umineko(812)
タイトル カテゴリ Point 日付
君のためシンドローム自由詩5+*05/10/21 10:58
夜明けのメルヘン自由詩7*05/10/19 6:10
朝に咲く花自由詩10*05/10/15 14:20
順序自由詩3*05/10/9 23:45
けろっと(4)自由詩4*05/10/8 3:14
こっそりと白の時代〜たもつさん詩集に寄せて散文(批評 ...18*05/10/8 0:44
流星夜自由詩9*05/10/5 10:22
クリームシチューに、あと少し自由詩6*05/10/4 4:45
風向計のおしりのお椀未詩・独白5*05/10/3 8:04
骸骨鳥自由詩2*05/10/1 23:32
大丈夫 マイ・マペット自由詩0*05/9/30 10:55
わたしが詩を書かなくなったとき自由詩8*05/9/29 21:58
かまいたち自由詩5*05/9/28 16:15
シャワーよりあなたより自由詩6*05/9/27 20:29
けろっと(3)自由詩8*05/9/26 14:19
ヒューストンからダラスまで自由詩3*05/9/26 4:16
見上げた空10センチだけでも自由詩5*05/9/25 9:05
ことりキス自由詩3*05/9/23 18:40
夜の嘘自由詩7*05/9/21 0:12
あなたに雨がふればいい自由詩12*05/9/19 14:56
朝のうた未詩・独白5*05/9/19 8:40
十五夜(ver.2)未詩・独白3*05/9/18 22:52
十五夜自由詩5*05/9/18 21:11
スナイパー自由詩5*05/9/18 15:29
幽体離脱したまま帰れなくなってしまったら未詩・独白5*05/9/18 14:30
だんだん自由詩3*05/9/18 12:02
かえるじゃないよ携帯写真+ ...13*05/9/17 10:18
それでもわたしは歩いていくだろう自由詩9*05/9/16 3:37
ピアノ・メン携帯写真+ ...7*05/9/16 0:12
終わりのない唄自由詩4*05/9/13 11:06

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