弱音を聞いてください
炭本 樹宏
朝おきて、虚脱感に襲われていた
恋人と別れる夢を見たせいだ
恋人の飼ってる犬が この世を去った
僕は北窓の薄暗い部屋に住んでいる
仕事をする気になれず貯金も使い果たしてしまった
親兄弟は僕のことなど忘れている
孤独は飼い猫で紛らわされてる
今日は穏やかな秋晴れだ
どうでもいい気持になって
詩にたくしたら票ははいらなかった
とてもとても弱い生物 自分
自由詩
弱音を聞いてください
Copyright
炭本 樹宏
2005-09-24 14:31:46
縦