夢〜風に吹かれて
純太

冬の日に
熱いレモン汁のような言葉を胸に納め

春の日に
春雷のような瞳で足下を叩かれた

夏の日に
かき氷より冷たい涙を流し

秋の日に
火照った月を癒す星のまぎれのように
素直になれなくても優しさが欲しくて…

もうすぐクリスマス

去年買ったカレンダーの数字が
風に吹かれていたことに気づいた

私はこの場所で
どれだけ自分をさらけ出せたのだろうか

夢は追っていても身を委ねている
北風に…南風に…
風潮に…

雲や宇宙を動かすことはできないけれど
無限の夢を叶える為
心に追い風を吹かせよう!
勇ましく  堂々と

それでも涙を流す日がきたら
その時は心に涼風を吹かせようか

まず手始めに

来年は風に吹かれてないカレンダーにしよう


自由詩 夢〜風に吹かれて Copyright 純太 2003-12-31 15:36:23
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