スィーユゥ
バンブーブンバ

スィーユゥ


君は 
金色の 風を
朝陽になびかせて
去っていった

そうだった 
やはり 金色には
それなりの わけが
ある

残してくれた トールサイズの
モカ
トール なんて 君は 
女の子だろ?

ヒップの位置 テーブルより高く
レットゥミィゲラオウトゥヒァ
それより少し
低く 響いて

スィーユゥ
なんて あい・さつが 
あい・たつ だった
それだけのこと 



ぼくは 
背中に 
Union St.をしょって

先に広がる Pacific 
青い瞳 
重ねて

29度の勾配を 
独り
下っていった



自由詩 スィーユゥ Copyright バンブーブンバ 2003-12-31 14:31:52
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