うそとまことに生死の境
ピッカピッカの緊張感
　　　　と
　　淀む日常に惑う

　　　　　　幽玄と夢幻がシーソーを揺らす

　　　　　　　　　　くるくると色をかえ
　　　　　　　　　　臨機応変にカメレオン化する世界
　　　　　　　　　　唯一無二じゃない真実

　　　　　　螺旋を描く正反対のこのおもい

　　　　　　　　　　　　　　　地に還り　また蘇る
　　　　　　　　　　　　　　　たった一人立つボクに
　　　　　　　　　　　　　　　誰の面影が付き従っているのか

　　　　　　　ツー　トントン　ツー・・・・・
　　　　　　　きこえますか　きこえますか
　　　　　　　蔦のようにのびていく　このおもい
　　　　　　　はなをだき　いろをさかせ
　　　　　　　パターン化し埋没する　日々にも
　　　　　　　命の鼓動が　きこえる

　　　　　　　　　　から　から　パッタン　から　パッタン
　　　　　　　　　　呪いと祈りのうたが　きこえる
　　　　　　　　　　うかんではきえてく　
　　　　　　　　　　怨念と慈愛のあぶく　
　　　　　　　　　　リバーシブルのおもい深く
　　　　　　　　　　つむがれていく　
　　　　　　　　　　ときがある

　　 からん　ころん　からん　ころん　トン　シャンシャン
　　 紅蓮の炎　清浄の白
　　 澱むおもい　恍惚の光
　　 型紙の中に潜む反逆の心
　　 たったひとつの世界　すっぽりと抱かれる
　　 からくり時計が　ときを刻むおと

サラサラサラサラ・・・・
　　　チッチッチッチッ・・・・・
　　　　　　ボ〜ン
きこえますか　きこえますか