寂しいので書き散らかす腐れ文章
虹村 凌

はっきり言って、他人が書くこう言った文章は嫌いだ。
勝手にやってろ、と思う。
だから、勝手に書かせて貰う。

寂しい。
今、非常に寂しい。
いちゃいちゃしたい。
にゃんにゃんしたい。
セックスは別にどうでもいい。
ただ、ゆるゆると、脱力しながらイチャイチャしたい。
膝枕とかしてもらいたい。
乳房に埋まって眠りたい。
手繋いでカウチしたい。
ほっぺにキスしたい。
抱きしめるから抱きしめてよ。
ねぇ。お願い。

***

夜の街は底なしに冷たい
誰にも関わらないで
じっと朝を待っている
重さ512MBの煙草の煙
全身に纏った週末の香り
寄りかかる自動販売機の後光に
耐えきれなくなる

決して孤独な人生なんかじゃない
昼間には仕事に行っているし
たまに友人と会ったりするし
家に帰れば家族がいる
パンクもロックも死んじゃった今
何処に優しさを求めればいいのか
愛も平和も
嗚呼!天上天下唯我独尊
俺は俺が大好きなんだ

(詩・512MB習作)
***

寂しい。
いちゃいちゃしたい。
可愛いね、君ってヤツは。


散文(批評随筆小説等) 寂しいので書き散らかす腐れ文章 Copyright 虹村 凌 2005-07-22 20:34:55
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