ポン太

魂の美しい
混じり気のナイ
透明な

いつの頃からかボクは
そんな人を求めていた
そんな核を持つ人を

不純物は
何故かボクを
悲しくさせる

残念なことに
世の中には
不純物は無限にあって
誰もが
その手の中で
その口の中で
その目の中で
うまく飼い馴らしている

でも
核の部分まで
汚染されてるヤツラは
もうどうしようもない
彼らは
自覚症状の無いまま
自分を省みることや
他人を慈しむことを忘れ
さらに汚染されていく

そういうボクも
ホントは
彼らと大差無いんだ

だからこそ
ボクの持つ不純物を
浄化できるほどの
強い核を持った人を
渇望しているのかもしれない

タスケテ タスケテ

今日も
ボクの核が叫んでいる






自由詩Copyright ポン太 2003-07-04 00:52:18
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