763763
サ世木(よう)

この恋が
永遠になるよう
絶対零度の
愛をあげる。

灼熱の
身を焦がすような
愛なんか
いらない。


後に残るのは
灰だけから


この一瞬が
永遠になるよう
絶対零度の
愛が欲しい。


火傷によく似た
熱さを感じる
凍り漬けの
僕にして。

そしたら
永遠に傍に
居れる。


いつまでも
この気持ちが
色褪せないよう
絶対零度で
抱きしめて。


貴方が
傍に居てくれれば
恐れる事など
何もないから



たのむよ。

心臓が凍るほどの
至上の愛をあげるから。

貴方の愛で
僕の心を

凍結させて。



自由詩 763763 Copyright サ世木(よう) 2005-07-05 12:48:52
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