気楽な祈り
ヤギ

−祈りは役に立たない

いつか言われた
その言葉ずっと胸にひっかかっていたけど
やっぱり認められない


何かできることあるかなぁと探しても
何だかひとつも見つからなくて
結局いつもと同じ一日を送りながら
気がつけば祈っていた
君の健康と幸せを


−それは自分のため

そういう意味で言ったんだろか
そのときは聞けなかった
今更思うんだけど
きっと少しでも役に立てばと祈るんだ
メガホン握りしめてエールを贈るみたいに


簡単なことだった
それがしたかったんだな
喜ばないなら止めればいいんだ
楽になった
気楽に祈ろう
いつもと同じ一日を送りながら
君の健康と幸せを


自由詩 気楽な祈り Copyright ヤギ 2005-07-02 12:05:11
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