ジョンレノンに捧げる詩
鏡ミラー文志

限界を知らない愛は慎ましやかからの報復を受けるものだと知った時、彼は凶弾に倒れた
ロックンロールが生んだスーパースターは、大人になれない大人ばかり
それは、尊敬に値するのだろうか?
それでも、と私は思う
彼は現実を見ていたのではないだろうか? と
彼は理想を説いたが、本音では懐疑的だった
パラノイア=分裂症を抱えていて、それは作品に現れていた
あくまで正直に。それが彼のモットーだったから
彼は狂気に満ちた世の中で、正気への渇望を歌い続けた
彼の歌を聴いていると、俺は信じることより疑うことの中にしか知性も才能もない気がするよ
それでも、と思う
人は信じたふりをして寂しさを紛らわすか弱き存在である、と
ジョンレノンの本質は、辛気臭さへの嫌悪にある
然し、戦争に行かなくていい世代が晩年生命至上主義社会を作り、笑えない世の中を作ったことも、確かなのである
ギターミサイルは最高にドライブして、パワフルなプレイを聴かせる
ヴォーカルは狼の雄叫び 気高く吠えて官能に満ち満ち、繊細なリリックをダイレクトに響かせる
ジョンレノン、ありがとう!
何万年経っても衰えないであろう、その魅力を讃えて


自由詩 ジョンレノンに捧げる詩 Copyright 鏡ミラー文志 2026-01-20 03:06:13
notebook Home