泣いていない
泡沫の僕

冷えた空気はツンとして瞳を潤ませた。
悴んだ手を暖めるために
両手を顔の前に持っていった君は
まるで泣いているように見えて。
抱きしめて慰めた。

そんな夢を見た。
泣いていたのは僕だった。

陽が照るなら布団を干そう。


自由詩 泣いていない Copyright 泡沫の僕 2026-01-14 22:00:28
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