待望到来
ひだかたけし

エメラルドグリーンが降りて来る
暗む青と燃え残る橙の狭間に
それは生命の宿り透きとほる中立だ

白銀に耀き光帯び
絶えず遠退いていく
街並みの
ほっそりと
また密やかに
揺れ動く森の緑に接続し

静かさ巨大に打刻される渦中にて
グライダーに飛び乗り鋼鉄叩き付け
内から沸いて入射して来る光の充ち

緑の森の艷やか照り輝き
ゆるるんゆるるん
内なる森の緑の揺れ動く
てらりつるり照り輝き
ゆらり揺れて彼方此方で
風も吹かずに澄み渡る内界を
包み込むエメラルドグリーン

いつしか空無の意識空間にて
未来から過去へ流れる夢幻無限
遡行し逆巻く時の予兆と交差する
過去から未来へ進む無常無情の
花鳥風月もののあはれの時とやら

燃える熱狂も冷めまして感傷をや
地に足を踏ん張り暗む青仰ぎ眩み

瞬間なる炸裂に あゝ
もうこの肉身の生命散り
ばらばらとはらはらと
森の奥の奥なる億 、

私の中の私たち、

潜み無意識にも自らの芽を育てつ

絶えず意志し無数無限なる力動点と化すを観る












自由詩 待望到来 Copyright ひだかたけし 2026-01-01 19:55:11
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