ハイパーショット
しろいろ

僕用の戦場でした 右手にはテレビゲームの銃(充電中)

さようなら ガムテでベタベタ補強したビニール傘のわずかな割れ目

雨の夜のビルの光の数百の孤独のためのそれぞれの歌

あの日以来、透明な靴、肺、その他一部始終を抱えて眠る

走れ走れ走れ走れ走れ走れ ゲリラ豪雨の言葉のなかを






短歌 ハイパーショット Copyright しろいろ 2025-08-23 17:32:07
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