五月の光
青色銀河団

オレンジから
あふれくる時間の飛沫よ
透明な小石の一部分となって
永久にわが傍にとどまれ

わたしは
髪の先から爪のその先まで
全き答を希求してやまぬ
無限なる質問となろう

あるいは
五月の消失点の
さびしき空気にうち震える
一粒の火の粉へと




未詩・独白 五月の光 Copyright 青色銀河団 2005-05-26 23:41:40
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