悪夢
鏡文志
悪夢を見る男がいて、そんなの勝手でしょとなる
悪夢を見るのは人の勝手だから、そんなの勝手でしょとなる
本当に、そうだろうか?
本当に悪夢を見るのは、その男の勝手だろうか?
男の名前は浅井龍太郎
子供の頃から実の両親から陰湿な家庭内暴力を受けて育つ
三歳の時に父親に連れて行かれた映画が『グレムリン』この映画はグロテスク映画で有名な映画です
幼い頃からWOWOWなどの大人向けチャンネルをよく見ておりました
陰湿な内容に何某かの感情移入をしておりました
学校で陰湿ないじめを受けておりました
家庭内でよく暴れておりました
長男は自分を律する力がなくて、だらしなく太っていた
食べ物に愛をねだるように、さつまいもにバターと砂糖をたっぷりかけてそこに牛乳をかけて温めて食べていた
デロデロでえげつなく不気味なほどに甘ったるい料理を好み、音楽は言葉や理屈思想の中にある苦味を嫌った
暴力とsex野蛮性、そしてそれを包み隠すような性的フェティシズムにおける官能性
それを常に追い求めていた
私は兄のちんぽ子を見たが、物凄くデカかった
気持ち悪いぐらいだった
男が性的欲求不満と暴力性残忍性を萎縮させることなく爆発させ続けるエネルギーとテンションを維持することで心身の健康を保てたのは何のお陰だったか? 吐口として選ばれた私の存在である
この男は毎日連日連夜、私に対し辛辣な危害行為と悪態や嫌味による言葉の暴力を私に浴びせ続け、私が抵抗して暴れて警察に呼ばれて自分の元を去ると泣き、二度目に自分が茨城に居残って私が親と共に静岡に行った時も調子を崩して数年後の親に頭を下げて帰ってきた
三度目に本当の精神錯乱を起こしたのが、私が茨城の薬害研究センターで断薬して普通の一般就職するために家を去った時
フィッシング詐欺などの容疑も元々かけられていたようだが、遂に放火事件で逮捕されて数年後にこうやって死体となって帰ってきた
お前が健康を維持するために吐口に選ばれた私がどれだけ嫌な思いし続けてると思ってるこのバカ!
ばかたれ両親もこうやって公の場で恥を晒されでもしない限り、何一つ反省出来ない反省能力のない猿と一緒だ
悪夢を見る男がいて、そんなの勝手でしょとなる
悪夢を見るのは勝手だから、そんなの勝手でしょとなる
本当に、そうだろうか?
暗がりで陰湿な夢を見て笑っている男の狂気を加速させ、放置していつまでも甘やかしていたのは誰だ?
さよなら、お兄ちゃん
残念なお兄ちゃん
正義感のかけらもなく、もしそれを持っていたとしても十二分にそれを振るうことすら出来ない、情けない僕のお兄ちゃん。さようなら